「チャンスはどこ?」過去思考と未来思考による見える世界の違い【コーチングマインド】

「いったいチャンスはどこにあるの?」
「チャンスを掴め!って言われても…」
「そりゃ、掴めるものなら掴むよ!」

今回は、どこにチャンスがあるのかを簡単に解説します。

チャンスの場所が分かればあとは掴み取ればいいだけです。

掴めるチャンスをしっかり掴んで、ゴール到達に向けて加速していきましょう。

まず、大前提ですが、チャンスは未来にあります。

未来にあるからチャンスなのであって、過ぎ去った過去のチャンスはもはや使い物になりません。

あなたが掴みとるチャンスは必ず未来に存在します。これを絶対に覚えておいてください。

例えば川の流れを想像してみてください。どんな川でも構いません。

その川の中央に立ち、膝まで浸かります。水流に流されないように注意してください。

この時、あなたが立っている場所が現在で、下流が過去、上流が未来とします。

時間の流れと同じです。上流(未来)の水が、あなた(現在)を通過して下流(過去)へと流れていきます。

上流(未来) → あなた(現在) → 下流(過去)

この時に重要なことは「現在のあなたが上流と下流のどちらを向いて立っているか」ということ。

向いている方向であなたの思考が決まってきます。

・下流(過去)を向いている=過去思考
・上流(未来)を向いている=未来思考

下流(過去)を向いていれば、あなた(現在)を通過して下流へと流れていくチャンスばかりが見え、上流(未来)を向いていれば、あなたに向かって流れてくるチャンスが見えます。

・通り過ぎたチャンスを眺める過去思考
・これからやってくるチャンスに向かう未来思考

どちらがチャンスをつかみ取れるでしょうか?

当然、未来思考です。

けれども、多くの場合で過去思考に陥ってしまうことが多いようです。

なぜなら、過去を向いていた方が楽だと感じるから。(実際はそんなことありません)

川は下流に向かって歩いた方が楽に歩けます。

人生も同じで、過去思考であれば、新しい挑戦が不要なので“気が楽”です。

でも、そんな人生を望んでいますか?

上流には未だ見ぬ素晴らしい未来が広がっているのに、過去を気にして現状に留まり続ける。

無限の可能性は未来にあります。

ただ、過去思考では気がつきません。

チャンスは過去にはありません。

未来にあるんです。

しかも無限に。

そして、その無限のチャンスの中からあなたにとって重要なものを選びましょう。

「なにが重要か」を決めるのはゴール設定です。

ゴールを決めれば、どのチャンスをいつ掴み取ればいいのかが分かります。

例えば、川上(未来)から10個のボール(チャンス)を流したとします。

その中から、あなたは欲しいボールを選んで、近付いて、引き寄せて、掴み取らなければなりません。

それには、どんなボール(チャンス)が必要かを決めるゴールが必要です。

もちろん、この時も未来思考です。

過去思考で下流に体を向けていては、ボールは一瞬であなたの横を通り過ぎてしまいます。

どんどん離れていくボールを眺めて、後悔することしかできません。

未来思考は違います。

上流(未来)を向いていれば、流れてくるボールを掴むことができます。

万が一、掴めなくてもチャンスはいくらでもやってきます。

ボールではなく、浮き輪や船、葉っぱやボートなどに姿を変えていくらでもやってきます。

未来思考のあなたは、ゴール達成に必要なチャンスを掴み取ればいいんです。