「いそがしい」
“心を亡くす”と書いて「忙しい」と読みます。
一日中嫌なことに追われれば忙しいと感じるが、大好きなことであれば忙しさは感じない。
まさに言葉通りですね。
大好きな人とデートで一日中ディズニーランドで過ごせば楽しい思い出になるが、取引先のお客さんの接待となれば、忙しくて疲れた思い出になる。
同じタスクでも、Want to(〜したい)なのかHave to(〜ねばならない)なのかで忙しさや疲れ方って全く違ってきますよね。
ということは、忙しさには絶対的な指標はなく、あくまでも相対的なものなのではないか?
少なくともその可能性はありそうですよね。
人生もWant toとHave toでは感じる忙しさが違ってくる。
自分の好きなことだけで埋め尽くされた24時間と、他人からの指示や世間の常識に従って過ごす24時間では、忙しさの感じ方は全く違いますよね。
コーチングでは「24時間365日Want to」がコーチングを実践する人の正しい姿としています。
なぜなら、達成したら心から嬉しいゴールが未来に設定されていて、そのゴールに近づくためのタスクであればWant toに決まっているからです。
心の底から「絶対に達成したい」ゴールだからこそ、忙しいなんて感じる暇がなく、次から次へとWant toが目の前に現れます。
逆に、世間の常識や他人からの期待で設定したゴールではWant toが生まれず、Have toを感じることが多くなります。
「忙しさ」とは、ゴールという対象があってこそ相対的に測れるバロメーターなのかもしれませんね。