
ゴールを「確信」できていますか?コーチングで変わる脳と心の使い方
あなたは、心から「このゴールは必ず達成できる」と信じられていますか?
もし「なんとなくは信じてるけど…」と少しでも迷いがあるなら、この記事を読むことで、脳と心の使い方が変わります。
そして、あなたの人生のゴール達成に向けた大きな一歩になるでしょう。
「ゴールを確信する」とは?夢と現実の境界を超えるマインド
「ゴールを確信する」とは、単に「信じてみる」レベルではありません。
例えるなら、夢を見ているときのような状態。
寝ているとき、夢の中で本気で怒ったり、泣いたり、笑ったりしたことはありませんか?
目が覚めると実際に涙が流れていたり、心臓がドキドキしていた経験、きっとありますよね。
これくらい強烈に五感で感じるほど、ゴールを「すでに達成したもの」として脳と心にインストールする。
それが「確信する」ということ。
むしろ、今の自分の方が幻想に思えるくらいのリアリティを、未来のゴールに持たせることができたとき、脳はその未来を現実として動き出します。
なぜ「確信」が重要なのか?(脳は不安を避ける)
確信が持てないと、ゴールに対して疑いが生まれます。
そして疑いが生まれると、マインドはその方向から自然と遠ざかろうとします。
人間の脳、特に「大脳辺縁系」は非常に繊細で、「未知」や「不確実性」に対して強い警戒を示します。
それは命を守るための本能的な仕組み。
でも、私たちが向かうゴールは、物理的に危険な場所ではありません。
例えるなら、ピミシッピ川を泳ぐとき「ワニはいない」と確信しても、現実にはワニがいるかもしれませよね。
でもゴール達成のために感じる「不安や恐怖」は、多くが自分自身で生み出した幻想でり、実態がないものです。
「私にはゴールを達成する能力がある」と確信すること。
それが不安を消し去り、行動への第一歩になります。
確信すると、脳がゴールモードに切り替わる
ゴールを確信すると、脳の「RAS(網様体賦活系)」が働き始めます。
RASは、必要な情報を選び取ってくれるフィルターのような働きをしています。
ゴールにとって必要な情報だけが自然と認識され、不要なものはシャットアウトされる。
これは「スコトーマ(心理的盲点)」と密接に関係しています。
たとえば、難関大学の受験を決意した友達が、急に遊ばなくなったり、服装が変わったり、勉強道具が増えたり。
そんな変化、見たことありませんか?
これはRASが働き、ゴールの実現に必要なものを集め始めている証拠です。
周りからは「変わったね」と言われるかもしれません。
そして時には、受験を諦めさせようとする「ドリームキラー」も現れます。
ドリームキラーは自分自身の居心地の良さを見出すモノに対しては必死に引き下げにきます。
そこでゴール達成の確信が弱い、あるいは疑いがあるとドーリームキラーに屈してしまいます。
どうすれば「確信」できるのか?
まず大前提として、心の底から本当に達成したいゴールを設定できているか確認してください。
いくら口で「こうなりたい」と言っても、心の底から望んでいない「ウソのゴール」には脳は騙されません。
本気のWant toのゴールでなければ、確信は生まれないということ。
そのうえで大事なのは、「私にはゴールを達成する力がある」と知ること。
これは単なるポジティブ思考ではなく、事実です。
催眠術で「わさびを甘いケーキ」と信じた人が、それを本当に甘く感じるように、脳と心は「確信」によって現実を変える力があります。
確信した後、あなたがやるべきこと
確信できたら、次にやるべきは「リラックス」と「行動」です。
ゴールに向かって淡々と、しかし楽しみながら行動し続ける。
この時の「行動」とは、頑張るのではなく、ついついやってしまうレベルのWant toの行動のこと。
そして時々ゴールを見直し、更新できないかをチェックしましょう。
ゴールは何度変更してもいいし、何度更新してもOK。
また、脳がクリエイティブになる環境を意識的に作ることも大切。芸術に触れたり、好きな趣味に没頭したり、尊敬する人の本を読むなどは、比較的簡単に取り組めるのでおすすめです。
本は、苫米地博士の本を推奨します。
最後に:あなたはどんな未来を確信しますか?
確信とは、未来のゴールを先取りして「今」を生きること。
それは脳と心を味方につける、最もパワフルなコーチングの技術です。
あなたの心に問いかけてください。
「私は本当に、このゴールを達成したいと心の底から思っているだろうか?」
「私は、自分にその能力があると信じているだろうか?」
その答えが「YES」なら、あなたの人生はすでに変わり始めています。
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