コーチングの用語のゲシュタルト
ゲシュタルトとは複数の部分が一つに統合された人格です。
様々な思想、経験、感情をベースに構築された一つの人格。
私たちには複数のゲシュタルトを内在しており、その中で最も臨場感が高いゲシュタルトが選ばれて顕在化されます。
例えば、英語と日本語のバイリンガルの人はそれぞれ違うゲシュタルト(人格)を持ってますし、普段は内科医としてのゲシュタルトで働き、週末は格闘家として活動する人もいるでしょう。
それぞれの場面でリアリティが高い方のゲシュタルとが選ばれ顕在化されます。
いずれにしても、よりリアルな方が選択され、そのゲシュタルトが維持されるコンフォートゾーンに導かれます。
つまり、よりリアルと感じる方の人格が”リアル”になるんです。
そして、コーチングにおいては、未来のゴールを達成しているゲシュタルトに臨場感を持たせることでゴールがコンフォートゾーンとなり、達成の方法が見えてくるということになるんです。
ところが現状の世界の臨場感よりゴールの世界の臨場感を高くするのは、なかなか簡単にはできませんよね。
現状は今まさに五感で感じている世界なのでリアリティは強力です。
では、どうすればいいのか?
例えばアファメーションやビジュアライゼーションは言葉やイメージによって未来のゴールにリアリティを持たせる方法のひとつです。
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