コーチングでは重要なプリンシプル(原理・原則)がたくさんあります。
その中で、最も重要であり最初のステップとなるの『ゴール設定』です。
ゴールとは、あなたが理想とする未来の状態のこと。
詳しく話すと、ゴールは人生の各方面に立てる(バランスホイール)ことでより豊かな人生を送ることができますが、別の機会に解説します。
今回は、ゴール設定に重要な2つのポイントを解説します。
改めてゴールとは?
それは、現状の外側であり、本音で達成したいことです。
重要なのでこの2つは、必ず覚えておいてください。
・現状の外
・本音で達成したい
現状の外を知るには、まずは現状の内を知っておきましょう。
現状の内とは、現在を含め今の自己イメージを持ったまま訪れる未来の全てです。
過去から変わらないコンフォートゾーンに収まり、RAS(網様体賦活系)が閉じたままで、他人に決められたスコトーマ(盲点)で世界を見ている状態では50年、100年と時が流れても現状のままということです。
つまり、現状の内側にゴールを設定してしまうと脳は「現状のゴールがだから現状を続けよう」と判断し、結局昨日と何も変わらない日常を再現するこになります。
以上が現状の内側です。
では、現状の外とは?
現状の内の逆です。
今の自己イメージでは達成できない場所。
これまでのコンフォートゾーンから脱却し、RASをオープンにし、ゴール側に不要な現象はスコトーマで隠してしまう。
そんな、現状の外にぶっ飛んだゴールを立てるのが正しいゴール設定です。
苫米地博士の言い方では「ゴールは想像したらビビってお漏らしするくらいが丁度いい」ということ。
自己イメージを180度変えない限り達成できないゴールです。
大切なことはそのゴールが本当に達成できると心から確信すること。
これは、精神論や根性論ではなく科学的なアプローチであり、コーチングではエフィカシー「自己能力の自己評価」と言います。
現状の外のゴールと高いエフィカシーが、あなたを理想の未来へと導きます。
では、ゴール設定で重要な2つ目。
「本音で達成したいゴール」であること。
これが意外と難しいと感じる人が多いんです。
”本音で”とは言い換えると、あなた自身の意思で心の底から達成したいと湧き出るゴールです。
多くの人が想像するゴールは99%他人からの情報で決められたゴールになってしまってます。
他人からの情報とは、両親であり、家族、友達、先輩、またはテレビ、ラジオ、雑誌、SNSなど広告を含む媒体。
「私のゴールは看護師になること」という場合、両親や家族が医療関係で働いていて影響を受けてませんか?
「モデルになりたい」と言うのは、SNSや雑誌の広告に影響されていませんか?
本音のゴールとは、あなた自身の本心から湧き出るやりたい・なりたいことです。
他人の影響で立てたゴールは、どこかで「あれ?このゴールって本当にやりたいことだっけ?」と疑いが生まれ迷いが生じます。
迷いが生じれば、ゴールへ向かい力が失われてしまいます。
あなたにも心当たりありませんか?
ということで、ゴール設定で重要な「現状の外」「本音で達成したい」という2つのお話しでした。
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