あなたは、『影響力』と聞いてどんなイメージを持たれますか?・自分の存在が広く知られること・多くの人に共感されること・人々を自在に導く力、などでしょうか。いずれにしても他者の既存の思考と行動に変化を与える力のことを影響力と言うのだと思います、普通は。
でもコーチングで期待する『影響力』は違います。コーチングによって得られる影響力とは「自分の内面に対する影響力」です。他者への影響力を“外への影響力”とするならば、コーチングで得られるのは“内なる影響力”と言えます。自分で自分をどう見るか。全てはそこから始まります。
「私は◯◯な人間だ」という自己判断が、外への影響力に大きく作用し、世界を形成します。ここで勘違いしていただきたくないことは、ネガティブな自己判断が即ダメということではありません。もちろんコーチングを実践すると全ての思考と行動がゴール達成に向くので前進しかありませんが。そうではなく、この文章を読んでいるあなたが万が一「自分は成功体験がないダメなやつだ」と思っていても、そんなことを気にしなくて大丈夫です。そもそも過去は一切関係ありません。
重要なことは、自分への影響力の結果が、今見ている(五感で感じている)世界を生み出しているという理解です。つまり人生を変えるには、世界を変えるよりも先に自分自身を変える必要があるということです。自分を変えることで世界の捉え方が変わり、世界と自分との関係性も決まってくるということです。順番を示すなら【内なる影響→外への影響→世界への影響】ということです。
多くの人が、内なる影響力よりも先に外への影響力を求めるから何も変わらないのでしょう。巷の本や情報の◯◯成功法則に書かれているのは「いかに今の自分のままで外部に独占的な影響を与えて効率よく利益を得るか」ということです。内なる影響力は無視です。これは本に限ったことではなく、子供の頃から学校や家族という信頼できる環境の中での“自分を押し殺してでも世間と協調すべし”という無言の圧力によって“内なる影響力”を他人の手に委ねることに慣れてしまった結果でもあるのかと思います。
コーチングではゴール設定と同時に高いエフィカシーを維持することを重要視します。そして、このエフィカシーこそ「自己能力の自己判断」という、まさに内なる影響力の源なのです。内が変われば外も変わるのは当然の結果です。
コーチングで『内なる影響力』が目覚める | 世界を変える順番

