ここ最近の物価高によって日常の支出が増えて困ってる方も居るかもしれません。
この機会なので、改めて思い出しておきましょう。
それは、「この世にアプリオリ(a priori)は存在しない」ということ。
アプリオリとは唯一絶対に変わらない存在が既に(因果以前に)あるという考えです。
難しいことはさておき、私たちの日常の中でアプリオリな存在として認識しがちなのがお金です。
1万円は1万円の価値があり、その価値は普遍であり10年後も手元の1万円は1万円の価値があると信じています。
でもここ最近の物価高によって、お金の価値は普遍的に変わらないものではなく自由に変動するのを目の当たりにしてますよね。
スーパーに買い物に行くと、今まで1万円で買えていた食材が1万5千円出さないと買えなくなったり、車に給油するにも今までの値段では同じ量を給油することはできません。
1999年代は1リットル97円だったガソリンが2022年ごろからは170〜180円が当たり前になりました。
これらは物価高とも言えますが、同時に日本円の価値が下がってきているとも言えます。
つまり、1万円の価値はアプリオリな存在ではなく常に変動し、ここ最近では下落し続けるということ。
最初に言いましたが「この世にアプリオリ(a priori)は存在しない」。
常に変化し続ける物理的・情報的な環境の中で私たちは生きています。
だからチャンスは常に目の前にあるのです。
その一瞬のチャンスに気が付いて飛び込めるかどうかで未来は変わります。
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