「人生が変わる」の本当の意味 | 中茎一彦 苫米地式コーチング認定コーチ補

多くの人が望むこと、それは「人生を変えて今とは違う生き方をしてみたい」

「これまでの人生を帳消しにして、今の瞬間から幸せに満ち溢れた人生を送りたい」

お金、人間関係、仕事、家族、趣味、すべての分野でワンランク、いや10ランクアップして他人が羨むような世界。

つまり、人生を思いっきり変えたいと願っているわけです。

もちろん、不可能ではないが具体的な方法がわからない時点でほぼ不可能であり、夢。

こんなことを書いてる私自身も過去には、同じようなことを夢見たこともあります。

まさに”夢”。


夢や目標という言葉に違和感を持ち始めたのはコーチングを学び、ゴールという概念を理解してからです。

夢や目標という言葉には”叶えられたらラッキー、叶わないのが当たり前”という後ろ向きのメッセージを感じてしまいます。

対してゴールという言葉には、スタートしたからには確実に到達できるという前向きの力を感じることができます。

だから、人生を変えることも夢を見ているうちは、まさに夢のようにボンヤリと宙に浮いた存在としか感じられません。

つまり、人生を変えることもゴールとして設定しない限り、掴み取ることができないんです。


では、その人生が変わるとはどんな状態なのでしょうか?

今より収入が増えた状態?それはいくら?

今より自由な時間が増えれば良いの?何時間ほしいの?

”幸せだな〜”って感じることが多くなればいいの?そもそも幸せってなに?

コーチングでは「人生が変わる」という言葉は積極的には使いません。

理由は、コーチングでは現状の外のゴール達成が主要な目的であって「人生が変わる」のはゴールに向かう過程で当然起こるからです。

現状の外にゴールを設定し、エフィカシー(自己能力の自己評価)を高め、自己イメージを変えることでコンフォートゾーン(居心地の良い空間)がゴール側に移行します。

ゴールがコンフォートゾーンになれば、そのゴールに近づくための行動は全てwant to(したいこと)になります。

そりゃそうですよね、確実にゴールに近づいてる実感が伴った行動なら率先してやりたくなります。

そして、そのwant toが毎日の行動の中で感じられることこそ「人生が変わる」ことだと思うんです。

想像してみてください、毎日、毎時間、毎秒の行動すべてがやりたいことだけになった世界。

Have to(しなくてはいけないこと)はゼロ。

苫米地博士も「人間はやりたいことだけやってていい」と言われてます。

これは、理想論や空想ではありません。

コーチングでは現状の外に達成したいゴールを設定し・・・(省略)・・・五感を通して感じる目の前の世界が全てWant toになります。

人生を変えるために世界一周したり、秘境の地で神秘体験をしたり、高額なセミナーに参加する必要はありません。

あなたならできる!

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