ゴールはたくさんあっていいし・・・ | 中茎一彦 苫米地式コーチング認定コーチ補

「ゴール」はコーチングにおいて重要な要素ですが、崇高なものではありません。

ゴールは複数持って良いし、一度決めたゴールを途中で変更してもいいんです。

少なくともコーチングではそのように実践します。

まず、なぜゴールを複数持っていいのか?

私たち人間は、多面的な世界で生きています。

例えば、爬虫類の様な”反射的な脳”を持つ生物には、捕食と性行為(繁殖)が一生の中の重要なテーマであり、日常の中の行動のほとんどを占めます。

ですが、人間はそうはいきません。

趣味、人間関係、健康、生涯学習、ファイナンス(お金)、家族、社会貢献とさまざまな関わり合いの中で生きていますよね。

その中の一つでも欠けてしまうと満足な人生を歩むことが難しくなるのです。

会社の人間関係は良好だが、家族関係は崩壊していたり、貯蓄は十分あるけど病気であったり。

だから、ゴールは一つではなく複数あっていいんです(なくてはならない)。

コーチングでは、この様に人生のあらゆる側面にゴールを持つことをバランスホイールで説明しています。

ホイールとは、まさにタイヤのホイールとおなじ。

車のホイールより自転車のタイヤをイメージすると理解しやすいです。

スポーク(細い棒)一本一本がバランスよく支え合うからタイヤがスムーズに回転し、自転車が前進します。

人生のゴールも同じく、さまざまなゴール同士が影響し合って前進していくということです。

「でもゴールがたくさんだと達成が難しくならない?」

大丈夫、なりません。

むしろ、複数のゴールによって現状から抜け出すエネルギーが強くなる分、ゴールに進むスピードが早くなります。


ゴールは途中で変更していい。

「ゴールや目標は一度決めたら変えてはいけない」というのは誤った考えです。

おそらく、子供のころに両親や先生、またはアニメや映画などの影響で洗脳された結果でしょう。

コーチングでは、ゴールは現状の外に設定するのが大原則。

現状の外のゴールとは、自我を変えることで達成できるゴールのこと。

ところが、私たちは過去の影響を強く受けており、最初はなかなか現状の外に出ることも、見ることもできません。

なので、最初は現状の内側でもいいので、とりあえずのゴールを設定し、ゴールに近づきながら現状の外側に移行していけばいいのです。(現状の外にゴールを設定するお手伝いをするのがプロのコーチです)

より抽象度の高いゴールに変更するなら何度でも変更していいし、方向転換してもokです。

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