「知り合いにゴールがバレるのが心配」という不安 | 中茎一彦 苫米地式コーチング認定コーチ補

コーチングの命とも言える【現状の外のゴール設定】

なぜ現状の外のゴールが重要かと言えば、理由はいろいろありますが、ざっくりと現状の外側のゴールではなとエネルギーが出ないからです。

もう少し噛み砕くと、現状の外側のゴールからは精神エネルギー、行動エネルギー、継続エネルギーなど、とにかくあらゆるエネルギーが湧き出るから。

例えば登山初心者の人が、3週間後に「富士山の山頂に登るゴール」と「エベレストに登るゴール」、準備に費やすエネルギーが高くなるのはどっちでしょうか?

もちろんエベレストですよね。

登山用の装備、体調管理、訓練、チーム作り、旅費、計画などなど、まさに命を賭けて準備するはず。

つまり、現状の外のゴールはエベレスト登山の様に、決めた瞬間から行動エネルギーが高まるということです。(もちろんゴールは自分自身が心から達成したいこと)

では、今回の本題に入ります。


現状の外側のゴールを考える際に、もし自分のゴールが他人にバレたら恥ずかしい、困る、気まずい、などの心配をする方がいるかもしれません。

得にコーチングでは、ぶっ飛んだゴールを当たり前の様に設定して、エフィカシーを高め・・・ま、この辺は省略しますね。

そんなぶっ飛んだゴールだから友達にバレたら変人って思われるかもしれない・・・って。


結論から言いますね。


コーチングでは「ゴールは誰にも言わない」ことを徹底してもらいますので他人には気づかれません。

誰にも言わない理由は2つ。

1:have toになってしまう
2:ドリームキラーが現れる


1:have toになってしまう


せっかくwant to(やりたい)のゴールを設定しても、誰かに言った瞬間にhave to(しなければならない)の感情が生まれてしまいます。

ゴールは自分が心からやりたい・達成したいことでなくてはエネルギーがうまれません。

誰かに教えたり、宣言なんかしたら「あ〜頑張らなくちゃ」という感情となりますよね。

やりたいことをやるのに”頑張る”は必要ありません!

同じ理由で、紙に書いて壁に貼って自分を鼓舞する必要もありません。

ゴールは達成したいことであって、達成しないといけないものではありません。

なので、ゴールは誰にも言わないでください。

※プロのコーチは例外です。コーチはゴールをサポートします。


2:ドリームキラーが現れる

ゴールを他人に言うと、必ずドリームキラーが現らわられます。

「必ずですか?」はい、必ずです。

ドリームキラーとは、その名の通りドリームを殺す・引き下げる人です。

多くの場合は、家族や友人などあなたに近い人ほどドリームキラーにりやすいです。

なぜ、そんなひどいことをするのかと言えば、彼らのコンフォートゾーンの一部であるあなたが現状の外に出ることで、コンフォートゾーンが乱されるため本人に悪気がなくても無意識のホメオスタシス(恒常性維持機能)の力で引き戻そうと働きます。

簡単に言い換えると、ドリームキラーの心情は、友達が大きな夢を語った時に、自分が取り残されるかもしれないという焦りと孤独感から、ちょっかいを出してくる感情だと思ってください。

ということで、現状の外のゴールが他人にバレるのでは?と心配の方は「ゴールは誰にも言わない」を徹底して守りましょう。

とはいえ、ゴール自体はバレなくでも、あなたの変化はほぼ確実に気づかれます。

コーチングを本格的に学び行動すると、1~2ヶ月、早い人でその日に目に変化が起こります。

本人は、あまり自分が変化してることに気がつないかもしれませんが、家族や友人、仕事仲間は確実に変化に気がつきます。

「笑顔が増えたね」
「なんか姿勢よくなったね」
「最近、自信ついたね」
「なんかやってるの?」
「余裕でてきたね」etc…

こんなことを言われても、口が滑ってゴールを言わないでくださいね。

ちなみに私は、初めてコーチングのセッションを受けた当日と翌日は、自分のゲシュタルトが揺さぶられ頭がボーッと酔っ払った様な状態が続いたのを覚えてます。

自己変革する感覚はなかなか癖になりますよ。

ということで、今回の「ゴールがバレたら困る」という不安ですが、ゴールは絶対に他人には言わないことを徹底して対応しましょう。

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